『小門光男木彫記念館』は、2006年8月16日に開館しました。
　開館初日、猛暑の中でのオープニングパーティーにはたくさんの方々にお越しいただき、作品たちも大いに喜んでいるようでした。

→オープニングの様子はこちら

　当館は、一乗寺の山手の緑深い住宅地にあります。なにかを思い、なにかをつくるという日常を身近に感じていただき、このくつろぎの場でゆったりとお過ごしいただければと思います。

小門光男木彫記念館

〒606-8156　京都市左京区一乗寺松原町29　→地図はこちら
TEL　075-781-8348 / 075-712-0172
E-mail　info@kokadomitsuo.com
※入館は無料です。

　『小門光男木彫記念館』には、建物の中央に大きな階段と吹き抜けとがあります。1、2階共に、その周りを自然に回遊できるようになっています。そして、正に「回」のようなフロアだけでなく、1階部分を南北に延びる2本の通 路の入れ子のようなフレームの繰り返しが、建物全体に心地よいリズムを持たせています。
　また、1階の引き戸や2階の回転式ドアの、作品をモチーフにした取っ手の製作など、建築家と共に楽しみながら、この『木彫記念館』を完成させることができたことは大きな喜びでした。
　なお、設計は佐々木研二氏にお願いしました。

　『小門光男木彫記念館』1階には、L字型の多目的スペースがあります。ここでは、主に子どもたちを対象とする造形教室『コッコ・アトリエ』の様々な催しや、『うづら学習塾』による「大人のどきどき小論文」などが定期的に行われています。また、南東隅を守家羊子（小門光男・四女）が彫金などのアトリエトとして使っています。
　今後、このスペースを文字通り多目的に活用できればと思っています。

　『木彫記念館』として、ポストカード（通称・パタパタ）などのグッズをつくりました。ご来館の際、お手に取っていただければと思います。